日本人女性がオーナーを務め、ハリウッド俳優チャーリー・シーン氏が
共同経営するテキーラブランド「ドンスエノス」

ドンスエノス社はテキーラ生産のメッカの一つでもあり、メキシコ・ハリスコ州の中でも標高が高いロスアルトス地方にその蒸留所とアガベ農園があります。2017年より、日本人女性クミコ・ジママン氏がオーナーを務めるこちらの蒸留所は、既に親子三代も続く熟練のテキーラ職人が手作業で丁寧にテキーラを作り上げています。
オーナーをはじめ経営に関わるのは日本の女性たちということもあり、日本でも注目を浴びているブランドである中で、さらに共同経営者という形でハリウッド俳優のチャーリー・シーン氏が参加されて、一層話題を呼んでいます。先日行われた”「テキーラの日」Celebration Party” にも来日していた同氏に、たくさんの人に囲まれている状況の中で少しだけお話を伺うことができました。

──ドンスエノスとの出会いについてお聞かせください。
チャーリー・シーン氏「SNSで多くの友達と出会いコミュニケーションを取っている中で、ドンスエノスというテキーラがあることを知り、とても興味を惹かれ、せひ飲んでみたいという気持ちが湧いてきたのを覚えています。」
──なぜ共同経営者として参加されたのでしょうか?
チャーリー・シーン氏「もちろん、とても美味しいお酒だから!これは皆に広めたいと思いました。また、ドンスエノスは多くの慈善活動に参加していて、社会に大きく貢献していることも知っていました。美味しいテキーラを広めていくことで、みんなが楽しくなりつつも、様々な支援に繋がることも大きな理由の一つです。社会に貢献できることを嬉しく思っています。」
──テキーラやお酒が好きな日本の人々にメッセージをお願いいたします。
チャーリー・シーン氏「ドンスエノスは味わいがとても深いので、一気に飲んだりはせず、ゆっくり味わって楽しんで欲しいです。とにかく楽しんで!」
急遽インタビューさせていただいたのに、とても気さくに応えていただけました。映画「プラトーン」や「メジャーリーグ」などで観ていたスターを目の前にしてお話をするというのは、とても不思議な体験でした。
同氏も触れていた通り、ドンスエノス社はオーナーの意向で社会貢献もしていくことを前提に立ち上げられたそうです。そして災害の被害者やさまざまな難病を支援する団体に寄付をするなどして貢献されています。とても素晴らしい取り組みですね。

同社のラインナップは、爽やかなアガベが香る透明なブランコ。バーボン樽で熟成され複雑な味わいとスパイシーな余韻が続くレポサド。そして23ヵ月バーボン樽で熟成された深みのある味わいのアネホ。全て100%アガベで造られるプレミアムテキーラです。
通常100%アガベの表記であっても1%未満の副原料を使用することが認められているそうですが、ドンスエノスはあえて100%にこだわって、アガベ本来の味わいを楽しめます。そういったこだわりは飲み手にもしっかりと伝わっていて、消費者が選ぶ消費者のための大会「SIPアワード」で全ラインナップがプラチナアワードを受賞するほどの評価を受けています。
同社のCEO瀬川氏におすすめの楽しみ方を伺うと「スペシャルな日にゆっくりと味わいながらお楽しみください。」とのことで、お薦めのカクテルを伺うと「もちろん、マルガリータです!」と即答。ドンスエノスのマルガリータ飲んでみたいですね。同社は2019年12月には3年熟成のエクストラアネホをリリース予定だそうです。今後のドンスエノスもとても楽しみです!