近年ラムは世界中で人気を集め、各国でラムの生産が盛んに行われるようになりました。そんな中、アメリカ・ユタ州でもラムの生産を始めているのがデンティッドブリック蒸留所です。

ここユタ州は元来、厳格なモルモン教の開いた州であることから、お酒の製造販売は厳しく制限をかけられていましたが近年は少しづつ緩和されつつあります。その変化に呼応するようにデンティッドブリック蒸留所は優良なスピリッツを生み出しており、その代表格ともいえるクラフトラムが「アンテロープアイランドラム」です。

アンテロープアイランドとは、ソルトレイク湖にある大きな島の名前で、とても新鮮な湧き水や資源、そして動物たちで溢れてる島だそうで、そのことはプロングホーンと呼ばれるシカのような動物が描かれた、50年代を思わせるようなレトロなラベルにも表現されています。